ダウンジャケットの穴塞ぎの巻
先日、知人のカフェにて再会を果たしたお犬様と戯れていた際に、興奮したお犬様にユニクロダウンの袖をパクッとやられてしまいました。
なんか確かにいやーな感じはしたけれど、その時はよく袖を見もしなかったので、気づかなかったのですが…
後日。あれー?なんか綿が舞うなー、おおっ!
かぎ裂きのような穴が。
あの時かー!!!と。
もうかれこれ10年ほど(南国に暮らしていた間の3年はほぼクローゼットをあたためていましたが。)着ているユニクロのダウンで、
買う前は私にダウンは似合わない!
とずっと思い込んでいたのですが、思い切って?買ってからはもうずっとこれ。
フォーマル用にもう1着だけコートあるけど、
何に2回くらいですかね、着るの。
気づいていないだけで、かなりへたってるのかも知れませんが、
自分的にはまだまだいける。
ので、これは最近覚えたダーニング(イギリスで生まれたニットなどの穴を修理する方法です。針を使いますが、織り物の要領で繕うので、縦糸、横糸の色や種類によって色んな表情が出てとてもおもしろいのです!)のチャンス!と思ったのもつかぬま。
ダーニングきのこなしには、私の技術では間違いなく袖の向こう側まで縫ってしまうに違いないと思い至りました。
で、思いついたのが、クロシェモチーフをつくって縫い付けること♪
こんな感じで。穴はそんなに大きくないので簡単♪
そして、モチーフを縫い付けていきます。
今回は刺繍糸を使いました。
穴の写真撮り忘れてた。ちょっと縫い付けたのめくってます(汗
何縫いっていうのでしょう?
昔、フェルトでマスコットなんか作った時に使ったやり方。
縫い目の幅に針を入れて
糸を針にかけて
糸を押さえながら針を抜く。
なんとかステッチ?
よく見もせず縫い付け始めたので、裏にしようと思っていた方(端糸が飛び出てる方)を表にしてしまっていたため、
最後に刺繍糸でそれも縫い付け、完成です。
真ん中に模様みたいなのをつけられたので、結果オーライとしました。
着るとこんな感じ。
ちょっといびつですが、自分で着る分には…。
綿が舞い続けるよりは、良い。良しとします!
もう一度、全体像。
なかなかよいじゃーないですか。まあまあいびつだけど。
ポケットと、下はそれこそ10年ほど前に、チロリアンテープを縫い付けました。
こうやってまた思い入れが強くなったりするんだなーと、実感。
暖冬とはいえ、まだあと1ヶ月は今年もこの子にお世話になります。
そしてきっと来年も…
穴が空いたから捨てる、古くなったからもう要らない、ではなくて。
モノを増やさない暮らしを心がけていますが、
新しいモノを手に入れては古いモノを捨てる、のではなくて、
自分なりのお手入れやお直しで大事に長く使っていきたいなーと思います。